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俳優 亀岡拓次のmuscleのレビュー・感想・評価

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)
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なんなら遺作感すらあるこの堂々たる落ち着きはなんだろう。手を振る女の絵で現実と夢を区別していくのとか宇野祥平の「兄貴自身がCG、3Dっすよ」なんて聞くとゆっきーさんの言う通り『ホーリーモーターズ』を意識してそう。ミシェル・ポワカール、ラズロ・コヴァックス。ぶった切りみたいなラスト。安田顕の2回目の訪問はかなり悪い意味での邦画臭い演技と空気感だったけど、そのあとの左上から右下に画面を上滑りするように流れはじめる雪と「…ん…ん」とかすかに聞こえる安田顕の声はかなり相米演出のようでアガった。
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