俳優 亀岡拓次のニコでございますのネタバレレビュー・内容・結末

飛行機にて鑑賞。

仕事での試写会、公開時に鑑賞、そして今回と、まさかの3回目。
（安田顕のファンではない）

大きな事件は、起こらないけれど、
心にじっくり染み渡る、
行間のある、素晴らしい作品。

スナックで、ちあきなおみの喝采をホステスが歌うシーンは、本当に名場面。
くたびれた客らが、小さく動きを止めて、聴き入る描写に、思わずホロリ。

主役にはなれない、自分自身の人生が、
なんだか愛しくなる、そんな作品だった。

3回観たけど、3回とも満足。