えりみ

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのえりみのレビュー・感想・評価

3.7
WOWOWで。
マイ・シャローナ♪で始まるコテコテ'80s青春バカ映画。
この春大学生になったばかり(でもSNSが発達した今のご時世では現実味のないネタか)、もしくはバブル世代の50代の男子がみると楽しさと懐かしさでニヤニヤしてまうかも。
ワクワクしてみながらどういうオチに持っていくんやろ~と楽しみにしてたら捻り無しオチ無しか~い😐…そうか、でもこれリンクレイター監督作品か、納得。
音楽のジャンルこそ幅広いがホンマになんもない映画。逆に清々しい。
皆さんが言及している同監督作品「バッド・チューニング」が気になる(70'Sってのが気がかりではあるけど)。
ナイスガイズ!みたときと同じような感想になるけど、ただ単に2016年に1980年の映画を再現して公開する、というおよそ採算を考えているとは思えない企画。これに予算つける人の気が知れへんw
ナイスガイズ!との評価に大きな差があるのは単に時代設定の馴染み有る無し。
ギリギリバブルの恩恵に預かれず、映画の中の人達みたいな学生生活を送った先輩方の自慢話をよく聞かされて、羨ましいなぁと思ってたから。
学生時代もしくは仕事始めてちょっとお金が自由になる20代前半に仲間とワイワイバカやった思い出の有る無しって、けっこう大事かも。

大学生新学期直前の浮かれた3日間、野球部の大学寮は脳筋が勢揃い。
アメリカの新学期て夏休み明けやから何か開放的で浮かれてるよなぁ。
酒とハッパと女と音楽。楽しそうでんなぁ。
カントリーダンス、あれ一回やってみたい。
エンディングテーマが終わったあとに続く、メンバーのラップPVが本作一番の見どころなのでお見逃しなく。
本作のヒロインがリー・トンプソンに似てて80'Sの雰囲気醸し出しとんなぁ~この女優さん誰なんかなぁと思って調べたらホンマにリー・トンプソンの娘やった😯
えりみ

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