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私はゴーストのkuのレビュー・感想・評価

私はゴースト(2012年製作の映画)
3.5
幽霊視点でのホラー...というよりサスペンス寄りの映画。前半のループ、後半の真相パートで構成されていて、前半のループがどういう意味だったのか終盤で明かされる。

物語としては重要である前半だけど、日常が繰り返されてるだけだから、ちょっと退屈。ループ中のちょっとした違和感みたいなものが重要なので、そこさえ覚えていれば集中して見る必要もない気がする。

主人公であるエミリーと、エミリーを成仏させたい霊媒師のシルヴィアの会話がメインで、どうやったら成仏できるかな〜なんて考えていたら、あのラスト。これは人によって解釈違うだろうな。

死後の世界ってどうなっているんだろう。生きている人には分からないし、天国や地獄はあるのか、それとも無なのか、考えても答えは出てこないから、モヤモヤする。このように、鑑賞後に死後の事を考えてしまう映画でした。
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