見終わった直後は「？」しかなかったんだけど、しばらく思考をこねくり回してると、めちゃくちゃ怖くなった作品だった
最初の45分はすっごく退屈な繰り返し
その繰り返しは冗漫すぎて、観終わった後でも繰り返す事の必要性は無かったと感じたわ
この繰り返しは早送りでもえぇんちゃう？
以下はネタバレになると思うので、ご注意を
「ゴースト」の私・エミリーが「光」へ進むために、滅多刺しにされた自分の因果を霊媒師に助けられながら解明していくストーリー展開なんだけど…
結論言えば、犯人は多重人格のもう1人の自分で、客観的には「自死」っていう鬱展開だし、「光」はやってこなくて「虚無」に包まれて終わるっていう救いようのないラスト
でも、コレって漠然と誰しもが1番恐る事なんじゃない？
死んだら全てが「無」になる
天国も地獄も何にも無い
誰も助けてくれなくて、最後の感情が「恐怖」で終わる
それを映像化してあった作品だと気づいた時、めちゃくちゃ怖くなった
幽霊視点のストーリー展開も斬新だけど、やっぱり最後の「恐怖」表現だよねぇ😱
実際は「虚無」に飲み込まれたんだけど、霊媒師側からはエミリーの姿は見えないようだったから、声が徐々に聞こえなくなれば「光」へ向かって成仏したって捉えるんだろうね
それも怖いわ😰
登場人物2人、声のみ1人っていうシンプルさが良かったわ
もう1人の「自分」大人版俊雄くんおじさんがコスプレ安上がりな割に◎
序盤のゲンナリ繰り返しがなかったら、演者がもう少し上手かったら、ちょっとスコア伸びたけどなぁ
