ゴン

バーフバリ 伝説誕生のゴンのレビュー・感想・評価

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)
4.1
初インド映画。バーフバリシリーズがインド映画史上最高興行収入を記録したとの話から鑑賞。
古代の王国が舞台。幼い頃に川で拾われて庶民の母親に育てられたシヴドゥは実はマヒシュマティ国の王子であった。
主人公バーフバリことシヴドゥはイタズラ好きのロマンチストで無駄に色気がある良い男。
ヒロインのアヴァンティカもインド美人かつ強い戦士。
序盤は迫力がある滝や美しい自然に暮らす伝統なインド人の生活が見られ、ジャンルとしてはファンタジーアクションなのにたまに曲が流れて踊ったりとインド映画ぽい独特な演出が続く。しかし、後半から回想に入るとガラッと展開が変わってマヒシュマティ王国の次期国王を巡る争いだったり、近隣部族との大規模な戦争が繰り広げられる。ここらへんが非常に壮大に描かれていて日本の少年漫画のようにも感じるしマイティソーぽく感じるとこもある。
カリスマ性のある主人公が敵軍の中を先陣切って派手に突破していく様子は漫画キングダムのように熱く燃えた。
また、インド人の名前が長くて覚えづらく、王家の家系図を見ないとちょっと人物関係が整理しづらいかなと思う面もあったり。
二部作らしくラストはめっちゃめっちゃ気になるところで唐突にエンディングを迎える。

続編はさらに評判が良いらしく完結に向けてとても期待が高まる。早く見てバーフバリを讃えたい。
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