冒頭はそのクセの強さにちょっと笑っちゃうんだけどすぐに慣れる。
シヴドゥが大きくなってからはそのタフさにまた笑っちゃうんだけど話が進むにつれてその圧倒的なカリスマ性に惚れ惚れしていく。
でも強さの反面、川に潜ってアヴァンティカにタトゥーを入れたり木の上に突然現れたりといたずらっぽくてお茶目な一面も垣間見えたり。
序盤から中盤まではもうとにかく突っ込みどころが多くて本当に面白い。
シヴドゥとアヴァンティカが恋に落ちた頃にはみんな既にシヴドゥの虜になっていて、とんでもないアクションの連続でもシヴドゥやばい格好いい以外の感情が失わることかと思う。気がつけば少女漫画みたく頬を赤らめながら口元に手を添えている自分がそこにいた。
余すことなく発揮されるシヴドゥのカリスマ性に何度も興奮するんだけど、中でもシヴドゥがバーフバリとして誕生したときと同様に、カッタッパが自らの頭頂部にバーフバリの足を添えるシーンが一番やばかった。
そして、過去の回想の後カッタッパから明かされる衝撃の事実。エンドロールに入ってもしばらく目と口がポカーンと空いてしまった。呆然としてエンドロールを眺めていたんだけど、そんな僕を正気に戻したエンドロール中の突然の無音。さっきまで頭の中がぐちゃぐちゃであんなに興奮してたのに、あまりにも突然の出来事に訳が分からなさすぎて笑いを堪えるのに必死だった。とにかくクセが凄い。
バーフバリ最高。魂が震えました。
