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ポンヌフの恋人のPyのレビュー・感想・評価

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)
4.8
身体が宙に浮いた!
これは完全に現実を超越したイリュージョン!完璧じゃないのが完璧!

熱を感じる!愛が手に取るようにわかる!全てのシーンが全力でテーマに向かっている!記号を抑えながら記号を覆している!ブレッソンのエンターテイメント版!ドキュメンタリー風な撮り方なのにドラマチックでエロい!クラシックにロックが似合う!なのに温もりを感じる!長玉でこんな投げ受け見たことない!クリエイティブの塊!モンタージュの宝庫!切り詰めた台詞が緊張感を生んでいる!2時間が1時間に感じた!これぞ映画の時間芸術!!

ただラストは製作上の都合だろうが、つまらない。カラックスが初期に考えていたラストの方が傑作だ。ただ、それも魅力になるほど他がフォローしている。

こんな映画、観たことない。
ここまでやらないといけないのか…。
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