カルーアミルク

パーフェクト・メモリーのカルーアミルクのレビュー・感想・評価

パーフェクト・メモリー(2015年製作の映画)
3.0
ベッドの上で目を覚ます男性。
横にいる女性が男性へと話しかけるが、男性は何も覚えていなかった。
覚えているのは車を運転する自分、助手席に座る女性、後部座席に座っている少女。
女性は男性の妻であることを告げる。どうやら事故に合い、長い間昏睡状態だったようだ。

医者である女性から看病を受けている間、男性は自分の記憶を辿るように家の中を徘徊するが、記憶が戻ることは無かった。
そんなある日、飼い猫の後をつけて降りていった地下室で死体を見つけてしまう。

疑念を抱いた男性は女性を問い詰めるが、事故で傷を負った身体であるため、あっけなく拘束されてしまう。
女性は治療の為と言い、男性に投薬や電気ショックを行う。
そんな中、男性は後部座席に座っていた少女の事を思う。

自分の娘なのだろうか?
あの子は大丈夫なのだろうか?

……

この映画、あらすじで「衝撃の真実を目の当たりにする」というフラグを立ててる。

確かにラストは思いもつかない内容だったけど、女性がサイコパス過ぎて理解できない部分が多かった。

でも、物語中盤からは緊張感のあるストーリーで、視聴者の疑問を煽るような展開をしていくから見ていて楽しかった。
監督は「信じていたものに裏切られた恐怖」を、少し違った表現でストーリーにしたのかもね。

面白かった。
カルーアミルク

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