カルーアミルク

ジョン・ウィック:パラベラムのカルーアミルクのレビュー・感想・評価

3.7
相変わらずアクションが凄い。
1作目でジョンが不意打ちからボコボコにされたのが不思議に思えるぐらいアクションが凄い。
何度か巻き戻してアクション見直して「すげぇ…」ってなった。
アンティーク銃の解体組み立てショーとかナイフ投げ大会とかリロード競争とか防弾凄いから隙間を狙って撃ちまショーとか。
ガンアクションあり、取っ組み合いあり、カーチェイスあり…。
キアヌ馬にも乗れたんだな…。
あと鉛筆一本で3人暗殺した話がちょくちょく出てくるけど、今作で実演してくれただけじゃなく本でも人を殺してます。
ペンは剣よりも強しって事か(物理)

あと、ワンちゃんがちょくちょく出てきて和む。
撃たれて死んじゃったのかと思ってたワンちゃんが次のアクションシーンでは元気に走り回ってて安心した。
多分、銃の扱いが下手くそで弾が当たらなかったんだろう。
良かった。
あとワンちゃんが傷つけられたからという理由で無謀な戦いを始めるのはジョンだけではないらしい。
ソフィアむっちゃカワイイ。

それと、していることは殺し合いなんだけどスポーツマンシップを感じる後半のセリフ回しに違和感を感じた。
殺すことを職業にしていれば自分や相手の命もその程度の重さに感じるんだろうなと思った。
あんだけ暗殺者のいる街だし、血だらけ&凶器を持った人が歩いてても通行人は何も言わない世界だから当然か。
でも、そういった敵役とはジョンは立場が違うし「嫁との記憶を忘れないために生きる」と言っていたのに人に流され過ぎなような…。
あんな痛い思いをして誓いをたてたのに。
まぁ、車と犬の為にマフィア1個潰しちゃう思考回路のジョンだから、まぁいっか。

グロテスク…というか痛そうなシーンがたくさんあるけど、バレエの練習してる子が足の親指の爪を剥がすシーンが1番痛そうだった。
刺されたり撃たれたりのシーンは見慣れてそんなんでもなくなってる自分が怖い。
というか身近な痛みとして1番連想しやすかったのかも。

あと、そろそろワンちゃんに名前つけてあげて。
カルーアミルク

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