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映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史のぐりのレビュー・感想・評価

3.4
映画ドラえもんシリーズ29作目!本作は映画ドラえもんシリーズ2作目「のび太の宇宙開拓史」のリメイク作品です🪐前作と比較すると、作画のクオリティが大きく進化していましたね(そりゃそうだけど)!何気ないシーンの構図や壮大な景色など、視覚的に楽しめました◎しかし、ストーリー展開に関してはほぼ前作と変わらず、ちょっとしたアレンジと新キャラのモリーナが加わった程度で…🥱確実に前作をブラッシュアップしてはいたものの、正直、リメイクした意味あったかな?って感じでした。リメイクするならもう少し大胆に変えても良かったのかもしれないですね。(逆に言えば前作のストーリー展開が良かったからあまり変えなかったのかもしれませんが…)

本作に登場する新キャラのモリーナが捻くれ者すぎるというか、まァ過去のある出来事がきっかけなんですけど、人間不信で社交性のないモリーナが私はどうも好きになれず、あまり必要性を感じませんでした🥱感動的な父親との再会もあまり響かず、ぶっちゃけ蛇足だったかな。あと、(多分前作もそうだったけど)終盤の展開がちょっと盛り上がりに欠けてた。危機一髪のところでジャイアンたちが助けに来るシーンや、のび太とギラーミンの一騎打ちのシーンなど、もう少し迫力があると良かったです。もっとBGMを付けるとか、もっと魅力的な敵キャラを登場させるとか…

総じて"リメイクよりもオリジナルが観たいな"って感じでした!

最後に、内容とは関係ないんですが、"自分を待っててくれる人がいる"ということに感動するのび太の気持ちには凄く共感しました🥲!時間軸が違うから仕方ないけど、月イチ程度にしか来てくれないのび太たちを責めることなく、毎回嬉しそうに出迎えてくれるロップルたちは本当に良い奴でした🥹♡

〇映画ドラえもんあるある
・終わった頃にやってくるタイムパトロール

〇種類豊富なひみつ道具シリーズ(豆知識)
・どこでもドアは10光年の範囲内でしか使えない
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