アンチャン

僕だけがいない街のアンチャンのネタバレレビュー・内容・結末

僕だけがいない街(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

石田ゆり子の美しさと有村架純、子役たちの演技の上手さが光る映画。とにかく石田ゆり子が素晴らしかった綺麗すぎた。

原作ファンなので、あのシーンが無いと話が繋がらないのでは?と思うような重要なシーンが描かれていなかったのが残念。
色々カットされてしまうのはしょうがないけど、原作で描かれている素晴らしい伏線シーンもカットされていたせいで、犯人が分かった時もあまりゾクッとした感じが無くて物足りなかった。八代が犯人だということを車に乗るシーンの前にバラしてしまうのはちょっと違うと思った。
車に悟だけ残して川に沈めるシーンでさらに八代の異常性が出るのに、無くて残念。もっと八代のヤバさを引き立てるシーンが欲しかった。
まあ確かに実写化するのは難しいだろうけど笑


前半は良かったけど後半は矛盾だらけ。





橋から落とされて、死ななかったから2006年まで生きることができて、だから事故にあっているんだよね?なら子供の頃生き延びた後にいくらでも犯人のことを話す機会は十分にあったはずだし、どんな事件があったのかも分かっているはず。
十数年間ずっと眠っていたわけじゃないはずだから。
橋から落とされてから事故に遭うまでの時間はどこへ?
リバイバルから戻った悟はその期間の記憶を持っているのか?
タイムスリップ状態になっているのでは?
あまりにも後半の畳み掛け方が甘すぎると思った。
アンチャン

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