ギャスパー・ノエ4本目。
今作はノエの割には、過激な性愛描写を除けば、感傷的で真っ当なラヴ・ストーリーだったが、やっぱ、めちゃめちゃ好きだわノエ・ワールド。
"過激な性愛描写を除けば"とか言うものの、それあってこそなんだが。
「アレックス」のレビューにも書いたけど、ノエの映画は作品全体がセンセーショナルなんだな。
思想とか主張とかどうでもよくて潔く感覚的にあっと言わせる。臆面もなく言ってしまえばノエこそ"アート映画"と言えるしノエ以外にそう呼びたい映画作家は見当たらない。
わし、好きな色は断然赤で。シャツもセーターも靴下も赤が多くて、まあ着るわな、普通に。
ほんで、ノエの映画も今まで観たものは、基本赤ベース。もちろん他の色も使うが。特に「LOVE」は赤、赤、赤。
色彩も画創りも大好きだが、音楽も大好物のサティやイーノ使ってそれが抜群の効果上げとるんだな。もう理屈抜きに最高。
ボカシなかったら満点。
あと、この映画刺激強すぎて、中断してセンズリこいたった。
こかずにおれなんだ。(笑)
