May

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐのMayのレビュー・感想・評価

3.4
自由奔放な作家と彼を支え、育てる編集者の友情を描く作品。

静と動のコントラストを上手く使っている。動の作家と静の編集者。ペンとタイプライターの音が響く静からジャズの鳴り響く動への変化。落とすところはとことん落として上げるところはとことん上げる。
20sから30sのアメリカのスモーキーで華やかな雰囲気に主演2人がマッチしている。常に暗めの画面も世界恐慌の雰囲気を醸し出している。このころのアメリカを知るには良さそう。

観る人を選ぶとは思う。私は主演2人を目当てに観たら、凄く楽しんだわけではないけどまあまあ気に入ったし、この時代のアメリカ文学にも興味が出た。

ニコールキッドマンのメンヘラ具合が凄い
May

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