caramel

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐのcaramelのレビュー・感想・評価

2.9
2時間弱。
頭から言葉が溢れる「GENIUS」トマス・ウルフと、小説家たちが紡いだ物語を、よりわかりやすくし、世の中に広め、売っていく「GENIUS」編集者のパーキンズ。

やんちゃなトムを演じるジュード・ロウ、彼の才能と彼自身を支える編集者を演じるコリン・ファースともに演技の密度が高い!対して演出は演劇的で、場面転換がぱっぱと進む。
もっと観たかったし、ふたりの密度高い演技で、飛ばさずに見せてほしかったシーンも多数..それがちょっとだけ物足りない。。

ただ、名台詞の数々!素晴らしい!言葉が大事な作品だけあって、字幕は寺尾次郎さん、字幕監修は柴田元幸さんが担当されていて、字幕の日本語がとても美しくて読みやすくて、気持ちよく観られました

雰囲気含めて好きな作品。
地味だけど、読書の秋にゆっくり観たい映画かなと思いました。
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