一之瀬葉月

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐの一之瀬葉月のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもいい、そしてかけがえのない友情だった。
トムとマックスが小説を作ってる時、2人とも夢みたいな楽しい時間を過ごして、没頭してた。
トムは人を夢中にさせる天才なのかもしれない。だからトムの周りの人はトムがいなくなった時の喪失感を想像し不安になるのかな。

言葉は文書にしろ会話にしろ、言葉の本来の持つ意味以外にいろんな想いが詰まっているだなって思った。一番素直に表現されてたのが最後の手紙だったのかな。
すごく素敵だった。
人それぞれの言葉のチョイス、話し方が違うというの事を改めて感じたようなきがしました。

後は、天才編集者のマックスはたらい回しされたトムの小説のどういう所に惹かれたのかなというのは知りたいなぁ!!