こすも

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐのこすものレビュー・感想・評価

4.2
文学史上最も重要な作家であるウィリアム・フォークナーをして、「同時代で最も才能があった」と言わしめたトマス・ウルフ。
あまりに才気に溢れ、とてつもなく長大な原稿にどこの出版社から見向きもされなかったトマス・ウルフの才能を認め、『天使よ故郷を見よ』を世に送り出した名編集者マックス・パーキンズ。
二人の出会いから別れまでを史実に基づき描いた映画です。
コリン・ファースとジュード・ロウの演技が作品にリアリティを与えていてとても良かったし、海外文学好きとしては、フィッツジェラルドとヘミングウェイが出てくるのも胸アツでした。
最近、講談社学芸文庫版の『天使よ故郷を見よ』を読み始めたので、作品中の文章が引用されるところなども知っていて、良いタイミングで観ることができました。
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