トルーマンバロウズ

デス・スピードのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

デス・スピード(2009年製作の映画)
3.3
レーサーのJJはとあるレースの最中にライバルであるカッターを失ったショックでレースを引退した。
それから17年後、トラックドライバーとして働いているJJは久しぶりに故郷に戻ることにしたが・・・・。

田舎町を舞台に悪霊が宿ったスポーツカーが次々と人々を襲うB級カーアクションスリラー映画‼︎
事故死したレーサーの愛車が悪霊に取り憑かれたことにより次々と人々を襲うというザ・カーやクリスティーンあたりを彷彿とさせる展開はホラーチックな要素もあり悪くなかった。
またスプラッター描写の出来が良く首チョンパや胴体真っ二つ、顔面粉砕など無駄に気合が入っていたのは非常に高評価であった。
ただ肝心の車との対決がややあっさりしており、特にクライマックスの退治方法はあまり見ごたえがなく非常に淡白な出来だったのは残念であった。
全体的に設定やスプラッター描写はそこそこ良かっただけに最後の最後でダメになってしまったかなり惜しい惜作であった。