Lucas

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気のLucasのレビュー・感想・評価

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すべての人に平等な権利を。

ずっと続くと思っていた幸せだったが、ガンに侵され、死が近づいてくる中で愛するパートナーに遺族年金を遺したいという念いから法制度の改正を求めて一人の女性が声を上げた。

少し話題は変わるが日本の同性婚についての裁判も映画に出てくる議会のようなものなのかと思ってしまった。伝統、文化、保守層などを案じ前に進まず、映画では最後には「恥さらしだ」と言いながらYesと言い、パートナーへの遺族年金が可決された。
「女性だから、同性愛者だから...」当時の風潮からか自分を隠し続けるローレル。彼女が議会に立って委員に意見を出すのはどれほど勇気がいることか。


欲を言うと、実話だから仕方ないものの詰め込みすぎだと感じた。
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