ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気の作品情報・感想・評価

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気2015年製作の映画)

Freeheld

上映日:2016年11月26日

製作国:

上映時間:103分

3.8

あらすじ

20年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、 恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる二人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが、二人の大切な家で暮らして…

20年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、 恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる二人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが、二人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だがそれは、同性のパートナー同士では法的に認められなかった。病と闘いながら、権利を求め、制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していき―。

「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」に投稿された感想・評価

askQ

askQの感想・評価

4.3
実話だけにズシーーンとまっすぐに心に響いた。ニュージャージーで初めて同性パートナーへの年金受給が認められ、その後全米での同性婚が法律で認められるきっかけとなったカップルのお話。
たとえ1人の声だったとしても、共鳴した誰かがまた声を挙げ、それがどんどん大きな声になっていく。

ローレル役のジュリアン・ムーアが素晴らしすぎた。敏腕刑事でバリバリ働く姿から一転、病気に冒されていく様子は凄まじかった。
男社会である職場で、恐らく人一倍しんどい思いをしながら戦ってきたローレルだからこそ、人の痛みに敏感に反応し、遺される大切な人がつらい思いをしないよう平等を勝ち取りたかったんだろう。
ローレルの仕事のパートナーであるデーンの存在も心強かった。
最初は否定的だった同僚たちが、デーンの言動によって少しずつ変わっていく。自分たちの休暇の日数をローレルに分けるシーンは感動した。
みんな平等と正義のために真っ向から立ち向かってて、もう最後らへんは涙のせいで画面が見えなくなるほどだった。。。
まっつ

まっつの感想・評価

4.3
やっぱり素晴らしい国民性やね。
ダブルマイノリティのローレルが強く望む平等。大義じゃなくても自分の思う正義があれば十分なんだって思わせてくれた。
実話。
涙なしでは見れません。
私はストレートやけど、同性愛についてとか興味があるので、この作品を観ました。
同性パートナーの年金支給が認められた瞬間、ほんまに涙が溢れました。

ただ、欲を言えばステイシー役がなんか小柄でもうちょいデカめの人がやったらもっと良かったんちゃうかなー?て。
だから、始めはあんまりやったんやけど、
演技の素晴らしさがね、👌。
観てるうちにどんどん引き込まれていってしまった。✨👏🏾

なんしか、なんで同性じゃあかんの。ただの偏見やろ?そーゆー人間ほんま嫌いやねん
nago19

nago19の感想・評価

4.0
自分をさらけ出すことや正義と思っても賛同する最初の1人なるのは勇気がいること。法律なんて紙切れ一枚で誤魔化す事も出来てズルをする人がたくさんいる中で、自分の信念を貫いたローレルと周りの協力者の行動に涙が出た。病気ものは苦手と思ってるけど、これは病気で苦しむ姿で涙を誘うのではなくそれに向き合う人たちの行動を描いているから素直に感動出来た。
ひろ

ひろの感想・評価

3.5
2007年に製作され第80回アカデミー賞において短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「フリーヘルド」を原作に長編映画化した2015年のアメリカ映画

LGBTを扱った作品はたくさんあるけど、これは実話を基にした作品で、現在は同性婚が認められているアメリカ合衆国の礎となった愛の物語

保守的なアメリカの田舎の差別的な雰囲気を映画で見ると嫌な気分になるが、日本も大して変わらないどころか、日本の方が酷いとさえ思えるので、そんな母国が恥ずかしくなる

LGBTを描いてはいるけどやはりこれは愛の映画で、愛し合った2人を演じたジュリアン・ムーアとエレン・ペイジの演技が光る作品だ。特に死と向き合いながらも愛を貫くローレルを演じたジュリアン・ムーアは素晴らしかった。エレン・ペイジはこの作品でカミングアウトしたみたいで、演技が自然なのも納得

いつの時代も差別はあって
人とは違うから排除されて
それでも立ち向かう
愛の力で立ち向かう
そうして世界は変わっていく
変わっていく世界は
まだまだ捨てたもんじゃない
yochinoir

yochinoirの感想・評価

4.2
レズビアンカップルが平等と正義を勝ち取っていく実話。
すごく泣けました。
警察という男性優位な職業で、自分の性を隠しながら生きているローレルがステイシーと出会い、そのあとガンに侵され余命わずかとわかってから、愛するステイシーのため、自分たちの正義のために勇気をもって変革を求めていく。

男性優位の社会、その中で平等に評価してもらうためには男性以上に成果をあげなければならないこと、普通という概念から外れてはいけないこと、ローレルは本当に仕事を愛しつつも理不尽な扱いに静かに立ち向っている姿に、尊敬の気持ちをもてました。

そんなローレルは自分の性を公表する勇気、ステイシーは現実を受け入れる勇気、ローレルの同僚たちは保守的な組織の中で少数派に対するアグリーメントを示す勇気。いろんな人達の勇気が集まって、ローレルとステイシーの求める「平等」を勝ち得ていく。
それぞれが一歩前に出るところがとても感動的でした。

なんか私の仕事の現状ともすごく重なるなーと。
こういうものだからと強引にことを進める役員と、自分たちの通った道を次に通る人のために整えようと変革を求める社員たち。正直自分の利害だけを考えたら簡単な道を選んでとっくに諦めるんだろうけどね。
諦めないことの大切さ。諦めないことが周りの勇気を引き出せるということ。
励まされた気持ちになりました。
「平等」を勝ち取るために戦った、レズビアンカップルの実話。

お金がほしいだけなら、信頼している男性の同僚に協力してもらい、書類上だけの婚姻をすれば、自分の死後に遺族年金が給付される。そのお金をパートナーに渡してもらえばいい。でもそうしないのは、警察官として「正義」を信じているから...。
最後まで自分の信念を曲げなかったジュリアン・ムーアの姿が尊い。
れぼこ

れぼこの感想・評価

4.0
実話もので、終始目が離せなかった。同性愛の物語で丁寧に綺麗に作り込まれた作品です。終わってみれば思わず涙。ラストに流れる本人の写真を見てまた涙腺が緩みました。
ジュリアン・ムーアが、『アリスのままで』に続いて圧巻の演技、特に後半は外見や発声等病魔に冒され正に余命わずかの人そのもので驚かされました、凄い・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

主人公ローレルが、何度も主張する
『平等』ということの意味、
この作品を観て、『平等』こそが正に
『正義』そのものだと気付かされました。

『正義』を妨げるもの、
それは私たち一人一人の無知や傲慢、そして自己欺瞞

物事を正しく理解する事と、正しい行いを実行する勇気を持つことが『正義』であり『平等』に繋がるのだと…

当たり前であるはずの『平等』なのに、
少しの勇気が足りない為になかなか実現されない現実…

当たり前の『平等』の為に、闘った主人公と、
良心に従い勇気を持って声を上げ続け彼女を支えた仲間達の感動の実話です*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

本作のマイケル・シャノンはなかなかの男前( ¨̮ )
エレン・ペイジが私生活でもレズビアン!で共演のジュリアン・ムーアに演技指導をしたとかなんとか ジュリアンの相棒役のマイケル・シャノンが心から愛し 尊敬し 信頼した相棒の為に疾走する姿は痛々しかった
そういうシーンはないがきっと葛藤があったに違いないひとりの同僚 彼はこの作品のキーパーソンである
自分の立場を守る為にかたくなに賛同しなかったが ラストでは他の同僚も引き連れて
制度改正に向けて立ち上がる
警察官という立場で職務も危うくなるかもしれないという利己的な思いを捨て 自分もゲイであると告白したその言葉は人々(観客)の心に重く響いた
知らない俳優だけどイケメンだったなぁ
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