ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

Freeheld

上映日:2016年11月26日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:103分
    監督
    ピーター・ソレット
    脚本
    ロン・ナイスワーナー
    キャスト
    エレン・ペイジ
    ジュリアン・ムーア
    スティーヴ・カレル
    マイケル・シャノン
    ジョシュ・チャールズ
    ルーク・グライムス
    メアリー・バードソング
    デニス・ボウトシカリス
    スキップ・サダス
    トム・マッゴーワン
    アンソニー・デサンド
    スティンク・フィッシャー
    ケヴィン・オルーク
    あらすじ
    20年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、 恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる二人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが、二人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だがそれは、同性のパートナー同士では法的に認められなかった。病と闘いながら、権利を求め、制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していき―。

    「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」に投稿された感想・評価

    敏腕刑事ローレル(ジュリアン・ムーア)と自動車整備士ステイシー(エレン・ペイジ)の同性愛の話で、ローレルが自分の遺族年金を同性パートナーのステイシーに遺したいと、当時のまだそれが認められてなかった法律と闘った映画。
    原作は2008年の第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映された「フリーヘルド(Freeheld)」という作品で完全な実話です。
    最近実話の作品によくあたるなぁ。
    同性愛者の平等な権利の獲得と、重い病とに同時に立ち向かったローレルの戦いが本当にすさまじかった。
    「キャロル」のケイト・ブランシェットも良かったけど、本作のジュリアン・ムーアも本当に素晴らしい女優さんですね。
    最後まで自分の信念を貫こうとした姿勢には感動しました。
    「マン・オブ・スティール」で極悪クリプトン人のゾッド将軍役だったマイケル・シャノンが、本作ではローレルを支える素敵な同僚刑事役でホっとしましたw
    103分と短めですがよくまとまっていて集中して観れる作品。
    当たり前の「平等」を勝ち取った2人の女性の物語(イケてる同僚刑事含む)
    レズビアン&病気とか御涙頂戴映画だろ?絶対泣かないぞ!って身構えてたけどおかしいな?ハンカチ水浸しだ。
    レズビアン映画にありがちな男性視聴者を喜ばす無駄にエロいベッドシーンは一切ないので期待はするな!家族がいてもリビングで堂々と見れるのだ。

    言葉にうまくできないけど、彼女達への暴言でむかついたシーンもあった。でもほとんどの人達は「いや俺ら(私達)大人だし」って感じで不本意ながらちゃんと考えてくれてる所に共感できた。そこにこの世の中を変える手掛かりがあるんじゃないかなとか色々考えさせられる映画だった。
    キャストや取り扱っている議題は素晴らしいけれど、映画としてはあまり……面白さには欠けるかなぁ……
    短いからか、あっさりしてるように感じました。
    変わらないかもしれないことを
    変えることができた時。
    たくさんの人が希望と笑顔に包まれる。
    変わらないかもしれないことを
    変えようと行動すること。
    希望を持ち続けること。
    自分を信じること。
    誰かや何かのせいにしないこと。
    自分以外の誰かを大切に想うこと。
    自分とは違う人の意見に耳を傾けること。
    自分とは違う考えを否定しないこと。
    たくさんのことが詰まった素敵な映画でした。
    信じて生きてる人は素敵です。
    病によって自分の人生の最後を受け入れ、それでも彼女を気遣うローレルの『一番大切なのはあなた』という何のてらいもない台詞がすべてでした。
    平等、公正、偏見、葛藤、タテマエと現実。

    2人だけでなく2人を取り巻く周りの人達の愛か世界を変えられる。そんな希望を持っても良いのかも、と思える映画です。
    内容知らずに観たけど主役の2人最高やったし、ジョシュチャールズも初っ端から出てきて、しかも結構重要な役やったしおおおおってなった😊
    若い頃と何も変わってない笑
    しかしジュリアンは車に引きずられたりバリカンで剃ったり、、、熱演やったな👏

    最近ジェンダーを取り扱う作品も増えてきてるし、日本でも海外でもアナログな考え方も減ってきてそうな感じするなぁ。

    今でこそアメリカとかはジェンダーに対して寛容な国ってイメージあるけど、やっぱり最初は行政も世論も保守的やったから変革するのがどれだけ難しいことやったのかが観たら分かる。
    ローレンが言ってた通り。「equality 」にこだわることは大切だと思う。

    後はあれやな、エレンペイジはインセプションの女子大生だったのね、、、違いすぎやん笑
    なんか長々と書いてしまった
    何回も言うけどエレン・ペイジの演技が大好きだ!
    同性愛差別をテーマにした映画と思って観たけど普通に恋愛映画でした、もちろん良い意味で。
    平等な権利を求めて闘う話ではあるんだけど、それ以上にすごく自然な、ただ愛し合う2人の話だった。
    「手のひらの勇気」がしっくりこない
    2016年公開映画128本目。

    誰にでも平等な権利を。

    同性のパートナーでは遺族年金を受け取ることができないという法、正義と闘った実話を基にした話だけあって、良い話であることは間違いない。
    ただ残念なことに良い話止まりであることも否めない印象のある作品だった。

    浅い。
    表面的すぎる。
    確かに素晴らしい話で、非常に感動的だった。
    しかし心には残らない。
    なぜなら、こういう話がありましたってのをなぞって、そこに良い話になる要素を少し付け加えただけのような雰囲気が漂っているからだ。
    おそらく実際はもっと辛く苦しい闘病生活をしただろうし、もっと侮辱されて悲しくなることもあっただろう。
    そういったシーンは一瞬だけにとどめて、きれいなところだけきれいに抜粋する。
    それでは本当の感動的な話にはならない。

    とは言え、本作が持つ意味は非常に大きいと思う。
    昨年アメリカでは同性婚が認められる法律ができたばかりだ。
    2015年公開映画『アリスのままで』で、アカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアはもちろんのこと、それよりも数年前に同性愛者をカミングアウトしたエレン・ペイジが素晴らしかった。
    彼女がスピーチをするシーンは演技ではなく、本人の声のように思えてしまうくらい説得力がある。
    エレン・ペイジが同性愛者を代表して作った映画だと言っても過言ではない。

    良い話であるがゆえに良いところと悪いところが出てしまったように思える。
    2人を応援する周りの人たちの描写はとても感動的だったが、全体的に見ると事実をなぞっただけにしか見えないような表面的な浅さが目についた。
    ただ社会的に大きな意味を持つ作品ではあると思うし、同性婚が認められていない日本が遅れていると感じる作品である。

    何故原題の『Freeheld』ではなく、マイリー・サイラス主題歌に引っ張られたタイトルになったのかはさっぱり分からないし、政治ドラマという要素が日本では全く感じられなくなってしまっているのが残念だ。
    5回は泣いた。
    何がいいって、内容どうこうは置いといてエレンペイジの演技がすごすぎた。
    泣き顔の芝居が上手い役者はすごい。
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