ドラゴン

デッドライジング ウォッチタワーのドラゴンのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ンーーーーーーー!!!しっかぁーくっ!!!(くりぃむ有田のアレ)

これ程鑑賞がツラい映画も久々だわ、何なのこれ。ゾンビ映画の肝を汲んでるようで、ことごとく外してないか?しかも原作があるんすよね!一応!!タイトルもそうだし、カプコン印ががっつり入ってんのよ。だから、これは易々と見逃してはいかんよ。

先ず、冒頭からイヤーな予感が…
警官ゾンビに続いてピエロゾンビに襲われる主人公、あれ?何か原作のフランクさんに似てるねー。そしてここのバトルシーンが無駄に長いのとゾンビが硬い(強い)!で意味不明なFPS視点を入れる!更にピエロの鼻がパフォ♫みたいなコミカル演出からの、あー!ピエロの唾や血が顔面に!!ってそこは別にゾンビに感染(この表現が果たして正しいのか)しないんだ…
ここのグダグダでもう先行きが不安だったけど、それが当たってしまうとは。

そこから、何やかんやあって主人公チームと主人公の相棒の女カメラマンとスタジオのキャスターも本物フランクさん…て言うか誰?似てねー!!
の3パートに分かれて話が進むんだが、完全に展開が鈍重になっとる。特にスタジオのとこはもうオールカットでいいし、ゾンビものに謎解き要素要らないからカメラマンの話もカット!
世紀末的なモヒカン族が直ぐ出てくるのは好感が持てるが、金だ〜電化製品だ〜みたいに略奪するのはショボいなぁと感じてしまうよ。そこは現実的に水や食料やガソリンじゃねえのか?
途中、アホなカップルの男の方が、

君たち、困ってたから乗せてくれ!

みたいに頼むとこあるけど、どー考えてもこんな見た目の奴らに助けを求めちゃいかんよね。

あーそうだ、序盤に主人公チームが質屋に立てこもるんだがそこのシークエンスも長いんだよなあ。ここもカット。
とにかくゾンビ映画で2時間は長すぎる。
95分くらいにして、もっと語りのスピードを上げてゾンビの特殊造形と血とか内臓を景気良く見せてくれよ!血をCGでやると本当嘘くさいんすよ。あとゲームが原作だからしゃあないけど、武器をDIYするとこでゲームだとギリ成立してたのが、リアルにやるとダメな感じなのが浮き彫りになったんよ。出来上がりはともかく、途中のガムテープとかで養生したのがああはならんやろ。
ゲームならいいんですよね、笑えるし。

ま、苦痛すぎてマジで飛ばしまくって観たけど終わった後につまらないとしか感想が出ない映画だったな。これ体験するなら、ゲームをやろう!
一億倍は面白いから。
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