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ビリー・リンの永遠の一日のjuriのレビュー・感想・評価

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)
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こんな戦争映画見たこと無い!

主人公のビリー・リンくんがすごくいい子で、姉が大事故にあってしまいその手術代を稼ぐために軍隊に入るという設定です。なんとまだ19歳‥。上司もいい人で仲間たちとワチャワチャしてるとほんとにそのへんにいそうな若者たちなんですが、たまに差し込まれるイラクでの任務の様子で現実に戻されます。

正直、もちろん戦争はしてほしくないし自衛隊から軍隊に変更してほしくもないし、イラク戦争には反対です(でした)。でも、軍人と一括りにしてステレオタイプで見てしまっていたなと本作を見て反省。ビリーくんがあるシーンで「僕たちは物語なんかじゃなくて、人生なんです」と言うのだけどみんないろんな事情があって、生きている。本作にはいろんなメッセージがあるのだろうけど、私はそこのところを一番感じました。

決して派手な映画ではないんですが、ビリーくんが上司を助けようと突っ込んでいくところは涙が溢れてきて自分でもびっくり。いやーやられちゃったな。

イーストウッドが軍人の話を映画にしたりするのってちょっと抵抗あったけど、少しだけ理解できた気がした。私も日本軍は酷かったと思うけど、英霊には感謝したいからね。

日本未公開らしくて見てる人少ないけど
個人的にすごくオススメです!
juri

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