Yuya

ビリー・リンの永遠の一日のYuyaのレビュー・感想・評価

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)
3.4
主演の選考が難儀だったのかな…
アメリカの 戦争の アコギな側面を炙り出した なかなかの社会派

これはきっと アメリカに限らず 日本でも世界でもおんなじだろうけど 自分達が考えたり想像できるのは 民主化だとか正義とか 勝敗がついたり 奨励されたり 威厳を誇示するとか あくまで利用手段としての“それ”に過ぎないんだろうな

“正しいとか間違ってるじゃない
英雄でもなくて ただの兵士であって
そして そうゆう運命だった“
軍用車とテレビクルー車の狭間での 彼の囁きが唯一の真実なのかもしれない

戦地に行った事もないで 戦争や正義や正しさを主張する愚かさだけが ずっと胸に残る作品

もはや彼にとっての米国での平穏は 戦場と死の 文字通り”ハーフタイム“でしかないはず
Yuya

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