みゆ

ビリー・リンの永遠の一日のみゆのレビュー・感想・評価

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)
3.7
2020.07.12(138)
BS録画・字幕


イラク戦争で活躍した若い部隊が、一時帰国して歓待される中、戦争や自分たちの居場所について考える物語。

最初はダラダラしていてつまらなくて、早く面白くならないかなぁと我慢して見ていたら、中盤を過ぎたくらいから興味深くなり、引き込まれていった。

すぐ忘れてしまいそうだが、ハッとするセリフが多かった。実際に命をかけて国を守る為に戦う兵士たちと、それを(本意ではないかもしれないが)ショー的に認識しているアメリカの一般的な国民たち。

主人公ビリー・リンを、唯一きちんと心配している、クリステン・スチュワート演じる姉のキャサリン。トラウマを負って生きていく辛さが切ない。
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