漆原

死化粧師オロスコの漆原のレビュー・感想・評価

死化粧師オロスコ(2000年製作の映画)
3.8
コロンビアのエンバーマー(遺体修復師)、フロイラン・オロスコの仕事に密着したドキュメンタリー。
次々に台の上に転がされる遺体。雑に見えるくらい実にワイルドな遺体の扱いに最初は戸惑ったけど、道に死体があるのが日常の街ではテキパキとこなさないと終わらないらしい。
頭の皮をベロベロッとめくり、頭蓋骨の上部がパカッと外れた遺体の頭蓋骨内に新聞紙みたいな紙を丸めて詰める。蓋をして、脳天をガンガン拳で叩いて「よし終わった終わった」と完成させた映像は一番衝撃が大きかった。まるで割れ物を梱包するかのよう。

耐性があるなら是非見て欲しい、目を見張るシーンてんこ盛りのドキュメンタリー。
漆原

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