このレビューはネタバレを含みます
感情の持って行き方がうまい。
親に虐待を受けていてそんなに幸せではない女性。今の環境から決別するために仕方なく泥棒に入るという状況を観せて観客にこの主人公の女性に感情移入させる。
しかし入った先がとんでもない化物で、その家の中でとんでもない犯罪もおこなわれている。そんなで老人の化け物感を助長させる。何度も危機が訪れてはらはらどきどき。完全に侵入した泥棒の側に立ってみてしまう。映画って怖いものだなあと感じる。
一緒に入った比較的モラルの低い仲間が最初に殺される。これも予想通り。最後まで悪になりきれない彼氏が最後の方まで生きているのも観客の感情通り。
あんまり考えず。あードキドキしたっという感じを味わうには最高の映画。文学や精神的な深みを求めてはいけません。