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ドント・ブリーズのwestのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー?サイコスリラー?こういったジャンルの作品を劇場で見るのは初めてだったのですが、とにかく心臓に悪かったです…!!
本当に予期せぬタイミングで大きな音がしたり、驚かしにくるので、見に行ったことを若干後悔したくらいでした笑
物語は幕開けから不穏な空気に包まれていますが、この作品の嫌なところ(←褒めてる)は、話が進み物語の真相に近付くにつれ胸糞悪さを増していくところです。逃げても逃げ切れず、ここが地獄だろうと思っていたら、まだ先があるという恐怖…。見ている間、何度絶望したか分かりません。
私が特に怖かったのは、地下の暗闇でサイコジジイから逃げ惑う場面です。電気が消えた瞬間、強盗たちの瞳がドス黒く染まってたのが何よりホラーだった…。そして強盗を倒すため暗闇でジジイがとった行動が策士過ぎて…劇場が死ぬ程緊迫した空気に包まれた瞬間でした。
あと、犬怖過ぎ問題。バイオハザードのゾンビ犬を思い出しました。
個人的に、警備会社の父を持つ主人公っぽい男の子にも生き残って欲しかったです。一度は死んだフリをして見事にジジイを騙し、いい勝負をしたのにね…詰めが甘かった…。
ハラハラドキドキなんて生易しいものじゃなく、吐き気がする程の恐怖を劇場で体感することができ、ある意味運が良かったなあと思います。まあ、本当に運がいい人は、劇場で見ずに済んだ人かもしれませんがね…←
洋画にありがちな続編を匂わす終わり方でしたが、果たして続くのか…?
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