このレビューはネタバレを含みます
映画館で観た中で、間違いなく一番泣いた作品。
こういう作品との出会いがあるから、映画館へ行くのがやめられないんだよね。
学校のイベントで、ホールにルビーたち生徒の歌声が響いて会場が盛り上がる中、カメラがルビーの家族にフォーカスされた途端、無音の世界に切り替わるところが切なかった。
ルビーが歌うシーンで、喉に手を当てて歌詞の意味を分かろうとするお父さんに感動した。
生まれた娘の耳が聴こえると知って、不安になったお母さんの気持ちも理解できた。
ルビーの大学受験のシーンで、こっそり会場に忍び込んじゃうおちゃめな家族と、手話で家族に届くように歌うルビーの関係性が素敵だった。
普段は悪態をつき合ってるルビーとお兄ちゃんだけど、ルビーが大学に受かったとき本人より嬉しそうにしてるお兄ちゃんが最高だった。
それと、大好きな作品「シング・ストリート」のフェルデアくんが出てて、嬉しいサプライズでした!