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チェイサーのoomeのレビュー・感想・評価

チェイサー(2017年製作の映画)
3.1
んー!骨太。骨太アクションスリラー。
このジャンルとは最近しばらく離れてました。
男子の殴り合いは見てて結構疲れちゃいますから。

こちらは女性、しかも母親ってことで見てみましたら、
まああ!内容太い!骨太い!(ラスボスも太め)
主人公の子供が眼鏡でよかったなあ。
序盤で眼鏡紛失したみたいでよかったな…。ホントに。

最初はおろおろするばかりの母親も、
後半にはもうセガール級になってますから。
(言い過ぎ)

題材がKIDNAPですから、悠長には観てられません。
車を見失うまいと、最後の最後までハラハラ。
スピード勝負。

このタイプのくどいアクション、
ジョン・ウーのフェイスオフや、M:I‐2思い出します。
もういいよ、あきらめてよ…死んだふりしておこうよ…、
って言いたくなっちゃう、
しつこいしつこい殴り合いを見ているときと同じ、
ああまたか、ってなんだか懐かしい気持ちになりました。
これ、ニコラスケイジのくどい顔じゃなくてよかった…。
不思議とハルベリーもくどく見えてくる。

心理戦もなかなかで、犯罪者側の狡猾さにハッとしました。
銃がやたら出てこないのもリアリティがある。

いやあ、わりとおなかいっぱいです。
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