このレビューはネタバレを含みます
泣かせようとしてこないのに
自然と随所で涙が込み上げてくる作品
自分を愛してくれる人を無碍にせず
愛されていることに気づき
自分も相手を大切にできるように。
いなくなってからでは遅いから。
そして最愛の人がいなくなった時
辛いことにぶち当たったときは
正直に悲しみに浸かり
でも目の前の大事な人とも
向き合いながら前を向いて歩く。
悲しみと一緒に歩く。
個人的に、殴ったって痛いだけだよ！何も変わらないよ！って真ちゃんの言葉が印象的だった。たしかに親に怒られ殴られた時、正直何も変わらなかった。反発心が込み上げるだけだった。私はそうならないような育て方をしたいってずっと思ってる。
ともあれ家族に会いたくなる作品。
そして、人と真っ直ぐに向き合うことの大切さを教えてくれているようにも思う。
震災からの映画だからか、普通にお別れして次また会えることが普通でないことを教えてくれる。
