このレビューはネタバレを含みます
「勝手に押し付けないでよ」って
自分が悲しむに値しない人間だって結局自分で決めつけてて
「子供はいい免罪符でどんなことをしても許されちゃってる気がする、」
「子どもを産むという選択、産まないという選択」
どれも他を理由にして、いいように解釈して。
西川監督の作品はひとのずるいところがたくさん見える。
冒頭で散髪から高速バスに向かう流れのうち、行ってくるねと扉を閉めた途端に幸夫がスマホを取る仕草(扉が開いてスマホを止めるところまでセット)で嫌悪感がジワリときて。イヤな人が似合うって凄いなと…
浜辺で深津絵里が微笑む姿、すごく綺麗でした。