西川色でふんわりと優しい空気に包まれる。でも油断してるとザックリと胸をえぐられる。そんな時間でした。
最初のシーンから幸夫くんにイラッときて、なんだこの男!めんどくさいな!って思うんだけど、彼が大宮家と交流していくうちに、だんだん素敵に見えてくる。
冒頭であんなに難癖つけてたのに、大宮家のみんなには、普通に幸夫くんて呼ばれてたしね。
だけどシャボン玉は割れ、花火は散り、無条件に幸せだった夏は終わる。
そこからの展開は、好き嫌い分かれると思いますが、私は好きでした。というスコアですw
いつかはダメな自分と向き合わなくちゃいけない。
そういう意味では、池松くん(役名忘れました…)のセリフが結構刺さりましたね。
出番少ないけど、大事なとこ握ってます。
子役も良かった。
あーちゃんと真ちゃんのリアルな兄弟喧嘩は、すごく子供らしさが感じられて良かった。真ちゃんが、登場からずっと大人びてたから、余計にそう感じるのかも。彼は反抗期も含めてものすごく共感できるし好感が持てる少年でした。
前情報なしで行ったので、クレジットに是枝さんの名前があって、ちょっと嬉しかったです。