妻が事故で死んだとき、他の女とヤりまくっていた（主人公本人談）ダメ男！
妻の事故を知ったあとに主人公（本木雅弘）がその女の子を無理矢理抱いて、その最中に
「あなた、私のことを抱いたことないでしょ？（あなたって心無い男ね）」
と真顔で女の子にグサリと言われていたが
そんなこと言われたら、一気に中折れモードに入るなと思った
妻の事故死後、本木は同じ事故で妻を亡くした子持ちの父親（竹原ピストル）と知り合い、少しずつ妻の死や自分と向き合っていく物語
本木と竹原の対極な性格がこれまた良かった
また、それぞれの登場人物を多くは語らせず、画面や表情や仕草で深く描けていて
とても味わい深い映画で
話に大きな展開はないものの、飽きなかった
ブレたりよくわからなくなったりしつつも少しずつ妻の死や自分と向き合っていく本木の心情が画面からひしひしと伝わってきて、途中で映画館から出たくなるくらい辛かった（いい意味で）
最後辺りの髪を切るシーンで、前に少し進めた気がしてホッとしたが、やはり本木はまだまだ苦しむだろうと思った
ps.本木はセックスの最中にトラウマが出来たので今後、妻のことも落ち着いたからと言って、前までのように女を連れこんでヤりまくれないだろうなと思う
ざまあみろ！反省しろ！（笑）
