映画館で鑑賞。
予告では見る気が起きなかったけれど勧められたので鑑賞。
まさかここまでいい意味で裏切られるとは思いませんでした。
モックン演じる衣笠幸夫、前半はどうしようもない屑としか
思えないダメ男だったのに、亡き妻の親友の子供二人を育てだして、
女の子を幼稚園から連れ帰る際に自転車で永い坂道をのぼりきろうと
したあたりからなんだか好きになってしまった…
後半はとてもいとおしく見ていました。
ダメ男であることを自覚し告白し離れていっても子供からすると
父親が帰ってこないときに頼れる男だったんだろうし。
トラック運転中に事故を起こした父親を息子と迎えに行き、
帰りは息子を父親のトラックに乗せて自分は電車でノートに
書きつづっていく。その時はもうすっかり吹っ切れたんでしょうね。
なんだかわかりづらい印象が先行して食わず嫌いだったので反省しました。
