西川美和さん作品初めて鑑賞。
セリフだけでは感じ取れない気持ちや感情を要所要所見事に演じられていて、映画を見る人の感性を信じて作られてる映画だと感じる。
子供達と幸夫のふれあいが少しスムーズすぎてこそばゆかったが、ここが一番ほっこりしたとこ。
幸夫のぐずぐずっぷり、陽一の実直だけど何か不足しているとこ
見続ける間、隠してある心の暗部や自己愛の強さを、自分の中からも吐き出さされ辛かった。
悲しみは皆、同じではない。
他人がその人の本当の悲しみをわかることは難しい。
それは孤独な事で、時々耐えられない事もある。
でもなぜか、この映画では孤独ではない安心感を感じた。