永い言い訳。いい映画だなぁ。
日本語でしか、日本の感性を持った人しか、理解できないような、他の言語では翻訳できないのではと思うほどの、深い作品。
あ〜〜〜。て思うことばっかり。でも多分この映画は男性目線から描かれているところが多い。父子家庭を描いてるから当たり前かな。それだけじゃない気がするけど。
身内が亡くなった時、わたしもはじめ泣けなかったこと思い出した。春休みに塾があったから、入院してたのに会いに行かなくて。訃報聞いた瞬間後ろめたくて"ごめんなさい"って言って泣いた。実際会って、体が震えて。でも東京戻ったら日々の生活を当たり前のように繰り返してる自分がいて。前に進まなきゃいけないってわかってるから。結局は全部自分の都合。人ってずるいよなぁ。でも都合よく泣ける人にはなりたくないって思った。
この映画、言葉が重いっていうより、普段当たり前のことちゃんと考えて口に出す機会って本当に少ないんだな、て気づいた。
音楽かっこいい。テンポ良い。カメラワークが人間味あっていい。
男性に観てほしい。