いい映画でした。
ずっと心に余裕が出来たら観ようと思ってました。
結果、思ったよりは暗くないのですが、それはきっと妻の死を他人事に感じていた主人公の心をみせたからでしょう。
あと、妻の親友一家の子供の笑顔にかなり救われます。
「自分を大切に思ってくれる人を簡単に手放してはいけない。みくびってはいけない。」
「人生は他者だ。」
他にも観る人のそれぞれの心境に応じて、刺さる言葉が散りばめられたように思います。
気づいたら泣いてました。
私は一体どこから泣き始めたのか。
それくらい、重すぎないけどじわっとくるのです。
みんな辛いんだろうけど、お兄ちゃんが観てて一番辛いです。
いろんな人の対比があるけど、どの俳優さんも演技が上手です。
大袈裟すぎないけど人間臭く、弱くてズルい中にもリアリティーがありました。