シネオタ

永い言い訳のシネオタのレビュー・感想・評価

永い言い訳(2016年製作の映画)
3.5
何とも一言では形容し難い映画。
テーマが複雑に絡み合った上に、共感できるキャラが一人も居ない!逆にその事によって非常に人間臭い作品になっていた。

元来人間は孤独なもので他者とは理解し合えないという考え方も理解できるし、それでも理解する努力をし孤独を薄めようとする考え方も理解できる。一つ確実なのは必ず別れや終わりが来るという事。(花火やシャボン玉、死に体のセミが象徴的。)
どういう別れをしたいのかを考える事によって一緒に居られる時間が有意義なものになるかも。
シネオタ

シネオタ