美術館を手玉にとった男のvinnyのレビュー・感想・評価

100作品以上もの贋作を生み出しては美術館に無償で寄贈する謎のアーティスト”マークランディス”に迫るドキュメンタリー。

事実は小説より奇なりとはこのこと…！

彼は自身の活動を”慈悲活動”と冒頭で呼んでいますが、その意味を見終わった後理解します。
個展でひっそりと掛けられた彼の唯一であるオリジナルの作品を殆どの人がスルーして、彼に”自分の作品を作るべきだ”と語りかけるシーンはやるせない。

“良心を規範にすべきだ”

オリジナルでもフェイクでも関係なく、そうであるべきだ。
彼の言葉が刺さります。