ほだ

13時間 ベンガジの秘密の兵士のほだのレビュー・感想・評価

4.5
2012年のリビアのアメリカ領事館襲撃事件の舞台裏。タイトルの通り主人公は隠された存在。それ故にか彼らやCIAの危機に直面しても援軍が送られてこない。「全く関係ない国で、自分が誰の為に戦っているのか分からないまま死んだら、子供たちはどう思うだろうか」。主人公のこの独り言が胸に響く。数年前にこんな戦時中のような出来事があったのかと驚く。
この作品は実話に基づいたもので脚色は強くないとは思うけれど、それでも銃撃戦の迫力は凄まじく描かれて、改めて戦争、暴力の怖さを感じる。
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