ドーナッツ

13時間 ベンガジの秘密の兵士のドーナッツのレビュー・感想・評価

4.0
これまで観てきた軍隊/CIAxノンフィクションもののなかでも、群を抜いてシビアな作品だった。マイケル・ベイはほんといろんな作品を手掛けられる。

特に、指揮官の描き方がよかった。緊急要請がきてもその状況がリアルに伝えられても、頑なに決断を変えない指揮官だったが、戦況が悪化するにつれて決断経験の少なさからか権威に抗う意思がないからか(たぶん両方)、判断能力が著しく低下。それを周囲が察知して動いていく様子がリアルだった…

見せ場であるドンパチは140分のうち100分近くもあったので、観てる方も疲労困憊。ほんと疲れた。
逐一時間が表示されるのでよりリアルな感じを味わえた。やはりアメリカはいろいろと強い。

深夜に戦っていたこともあり真っ暗&伸びきった髭の影響でGRS6人のうち2人ぐらい区別がつかなくなったのが個人的に残念だった…