実はクリスマスはキリストの誕生日でなく、のちに悪魔となるニムロドの誕生日です。また、サンタの袋は、ドイツやオーストリアなどに伝わるクランプスという悪魔が、悪い子を連れ去るためのものから来ています。半分山羊で半分悪魔のクランプスさんは、錆びた鉄の鎖を持ち、悪い子を奈落の底へと落とします…
今でも、その伝承を伝えるパレードが行われています。
その“クランプス”さんの映画death‼
ホラーコメディdeath‼
クリスマス商戦の真っ只中‼
欧米では、クリスマスの贈り物を得る為に、開店と同時に人がわっと店に押し寄せ大変な事になるんですが、それを見事に描写した風刺からして笑えます。泣き叫ぶ子供。スマ~イルと子供に笑顔を強要する親。おもちゃを奪い合う親たち。
主人公の少年の家に来たのは、最低な親戚たち。
ほんとに、クソ親戚w トレーラー暮らしのがさつな一家とイヤミばかりの叔母。
良い家庭を装う両親は、悪夢のようなクリスマス休暇を無事に過ごす事に必死‼
オープニングの商戦にしても、クリスマスは嫌がおうでも家族と過ごすという風習にしても、欧米ではクリスマスが本来の喜びや感謝のものでなくなっている現状を見事に表していると思う。
ここだけでも、いや~なギスギス感でおもしろい(笑)
さて、いじめっ子の従兄弟ズに、サンタを信じている事でいじめられたマックス君。悔しさのあまり、家族への愛のこもったお願い事を書いたサンタさんへのお手紙を破り捨ててしまいます… サンタなんか来ないっ‼って…
すると次の日から猛吹雪で停電。家の中に閉じ込められてしまう… 彼氏の様子をみにいった姉は帰ってこず… そして、家の中では、怪しげな物音が…
ホームアローン的な流れからの、ホラー…というかダークファンタジーになっていきますっ♪
さて、ここからは、裏サンタのクランプスさんやその仲間たちが大活躍ですっ♪お楽しみください、お笑いください♪
アナログ愛の溢れるクリーチャーたちが怖可愛いのですっ♪びっくり箱の巨大ピエロ人形とか、くまたん、釘うち銃を撃ってくるクッキー人形とか、舌ベロベロ人形や、エルフ、クランプスさん、彼らの見た目だけで大満足っ‼‼ 手作り・作り物感が素敵すぎる♪回顧シーンのアニメーションも雰囲気があってよく、好きな感じ。
どんどん殺 られればいい‼と思っていた親戚ズも、だんだんとよい人に思えてきて、結構ハラハラしちゃったりします。死ねばいい‼とか思って、ごめんなさい。
単純に面白かった♪ラストがまた意味深で終わって… 良い感じ♪もっとクリーチャーさんたちの活躍が見たい‼‼ グロ欲しい。