みんな柳楽優弥のカリスマ性すごい！とかいってるけど(監督ですら)、すごく中途半端な暴力描写に見える。なぜ男だけ殴るのか？弱者じゃないから？老人も殴ってたけど。
理由などないから？では女性を標的にしないのはおかしいし、性的な面も見せない。ある意味とても気持ち悪い人物であり、製作者の欲望願望が生み出したナルシシズムの塊のようなキャラクター。カッコイイ暴力的願望は満たすけど気持ち悪い性的願望は見せません、その代わりにもう1人相棒作って気持ち悪いことは全てそいつにやらせます。みたいに思いました。
この映画見て主人公マジキモいやつだな。みたいな感想が出てくれば面白いけど、実際にはみんな自分の中の気持ち悪い部分を否定したくて柳楽優弥カッコいいなんていってるんだからおかしいでしょ。
そんな感想が主なら意味ないじゃん。人間、創作者製作者の欲望願望ナルシシズムのキモさをこれでもかと盛り盛りしてくれるならわかるけどこの映画はすごく中途半端だと思う。
突っ切れていないという意味で日本的でキモい映画でした。
