kurさんの映画レビュー・感想・評価

kur

kur

映画(645)
ドラマ(57)
アニメ(0)

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

今更かもしれないが、露悪趣味についていけなくなってきた
ランティモスという人はただの変態で世間の事象のモチーフを組み替えて遊んでいる人だと思うのでこの映画からフェミニズムだとか何も語れないと思う
ベラ
>>続きを読む

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

夫が死に泣き叫ぶ妻は子供たちに見られないように夜中に泣いても敏感に感じ取った子供はその姿を見て初めて泣く
夜なのに明るい部屋、ハムレットを演じる子供
静かに現れる亡霊、一族の結びつき、豪華な食事のクリ
>>続きを読む

カルナン(2021年製作の映画)

-

いや〜この監督さ、前作から無理やり昇華させようとしてはっちゃけすぎだろ!
見たのはこっちが先で、映画内でカースト転覆革命をどれだけ意図的にやっているか確信が持てなかったが前作「僕の名はパリエルムペルマ
>>続きを読む

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

4.0

コロナ療養中で暇なので見た。「緑の光線」で感じたロメールの時代への視線はやはり自覚的に行われていたのだとよくわかった。
「緑の光線」の女はパリに住みながら一人が寂しくて誰かといなくてはいけない、でも誰
>>続きを読む

スタア誕生(1937年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

死の予兆の演出がゾッとした。
アナログセットならではの偶然性が生まれている。

マンデラ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

2021年に作られたカーストに関するインドの映画をもう日本でみられるのは贅沢というかなんというかスゴイな。
実際のカースト最下層やダリットってこんなもんじゃないと思うけど(インドに行ったことがないので
>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.3

もしかして第三の男の観覧車の窓ガラス指文字はこの映画からのオマージュ?
そして存在しているのかわからないおばーちゃんの名前がFROYEって笑
フロイトから発想してるのかと思ったよ
ヒッチコックは子供の
>>続きを読む

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

4.0

80年代、遅くとも90年代に作られたような錯覚をもたらす映画。
これをアケルマンの傲慢さと言ってしまうのは簡単であるが故に、よくよく考えるとこのテーマはまだ通用してしまうのだということだ。
それを含め
>>続きを読む

>|