けいおです

ヒトラーの忘れもののけいおですのレビュー・感想・評価

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)
3.7
国の意向が全てと信じて仕えてきた軍曹
軍人と個人、二つの自分の間での葛藤がシンプル且つ深く表現されていた

実際、国全体の利害を思って「戦争の犠牲には意味があった」と言う人もいれば、個人にフォーカスして「人が死んだんだぞ」と言う人もいる
同じ戦争を見ても、視座の違いが相反する意見を生む

この映画の軍曹も、自分の中に視座の異なる2つの自分の間で揺れていた
大事なのは葛藤の末に自分の意思で一方を選んだこと

軍に所属しながら、人として間違っていないかと自問できる軍曹を自分も見習おう…
けいおです

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