月世界旅行やゴム頭の男などで知られるジョルジュメリエスのジャンヌダルクをベースにした天然色サイレント映画。
特別ジョルジュメリエスのファンというわけではないけど、題材が魅力的なので鑑賞してみました。ただ、結果的には期待していたほどのものではなかった気がします。当たり前と言えば当たり前ですが、時代が時代なだけに寄りのカットがないため、ドライヤーやブレッソンのようなインパクトが恋しくなりました。まあでも、セット、背景、衣装は素晴らしいに尽きます。今作は約125年の前の作品ですが、ルックは今でも際立っていました。