2010年に起きた、アメリカ史上最悪の原油流出事故を映画化。
こういう事故ってニュースや記事では客観的事実しか得られなくて且つすぐに過去の出来事として忘れ去られるものだけど、映画化されることで、事故そのものを擬似体験でき、感情移入し、忘れられない出来事になる。
もちろん映画なので事実とかけ離れてる部分はたくさんあるにせよ、あそこまでの大惨事でよく100人以上の作業員が助かったなと。そして、命を落とした人々が最後まで必死に事故を食い止めようとした姿、目に焼き付いてます。
データは慎重に扱うべきだな、立場が上の人に対して容易に屈してはいけないな、ことの重大さに気付いたらすぐ上に報告すべきだな、と思わされる映画でした。
