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バーニング・オーシャンのvanitasのレビュー・感想・評価

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)
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爆発フェチだから絶対見に行こうと決めていた作品だけど、そんな風に思ってごめんなさいと思うほどのリアリティがあった。
前半で現場のいろいろな作業員のやりとりや家族が丁寧に描かれているから命の重みを強く感じた。

石油を組み上げる機械が本当に怖かった。それが一つの生命体みたいで、まさに現代の恐竜だった。よどんだ音が不快でめちゃくちゃ怖かった。
日々何も考えず生きているけど、操作を誤れば大惨事を引き起こすようなものは社会にあふれかえっていることに気づいて、古代人が現代を見たような気分になった。よく考えたらこの世界はやばいんじゃないか…

爆発の迫力は本当にものすごくて、最初のは特にでドキドキした。石油だし、あんなに燃えて爆発していたのに死者が11人に抑えられてるのには驚いた。
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