実際に起きた2010年メキシコ湾原油流出事故の映画化。
前半は事故を暗示させるような不穏な雰囲気や、事故が起こることなど微塵も感じさせない作業員たちのたわいもない会話が印象的。
機械内部の映像もあり、それがジワジワと不安を煽ります。
作業が遅れており、テストでも良い結果を出してない中での利益を優先した作業再開により起こった事故。これは人災です。
後半の事故場面は、本当にものすごい迫力の映像です。緊迫感、スピード感が半端なく、実際にここにいた人たちの恐怖は尋常じゃないことでしょう。自分が実際いたら、助かる自信がありません。
素晴らしい映像に脱帽です。映画館で観たかった。
2018.5.21.144本目