このレビューはネタバレを含みます
密売で莫大な利益を貪る上州沼田藩の田代重太夫
欲に溺れる田代は商人と結託し百姓を狩りだすと奴隷のように扱い
用済みになると口封じのために虐殺していた。
婚礼を目前とする愛娘・お勝の父親・真壁は
田代の傍若無人な振る舞いを見逃す事ができず罪状書に託そうとする…
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ネタバレになるので
↓ 作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓
足りなくなったら粋のいいのを集めんだ！
錆びたような赤い岩場
灰色の宵闇の中、吊るされる囚人
握り飯に群がる百姓に容赦なく振りかざされる刀
生き地獄のような雰囲気にゾクゾクしちまったよ。
「あぁ…長州…」宿に群がる大衆の男共の賑わう歌も良し。
上から横からのアングル、奮い立たせる太鼓の音
もっと苦しむがいい！
許しをこう男に簪が突き刺す姿がたまんない。
好きな要素がいっぱい、こういうの待ってたんだよね。
